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「3板式プリズムユニット」とは、レンズから入ってきた光をプリズムによって3原色(赤、緑、青)に分離し、それぞれの色ごとにCCD・CMOSと言われる撮像素子(センサー)に受光させて映像化する日本独自のコア技術です。
単板式(センサー1枚)に比べ、リアルで高精細な映像が撮影できるため、放送局向けTVカメラやセキュリティカメラなど、高い品質を要求される映像には不可欠なデバイスです。
既存の「プリズム研磨+コート+プリズム接合」技術に加え、この度、「撮像素子(センサー)貼り合せ」技術の開発が完了しました。
この開発により、単なる部品供給メーカーから、「プリズム研磨~センサー貼り合せ」まで自社内一貫生産にてプリズムユニットを製造出来るメーカーへと一歩進化しました。一貫生産というストロングポイントをベースに、品質面・供給面で安定した製品のお届けをお約束します。
約3年の開発期間を費やし、プリズムユニットの自社内一貫生産化を実現しました。
多板式プリズムユニットを自社内で一貫生産するためには、「プリズム研磨技術」「コート技術」「エアーギャップ接合技術」「センサー貼り合せ技術」のコア技術が必要です。
創業時から培った職人技と先端技術が融合し、当社オリジナルのコア技術へと進化しました。
日本国内でも多板式プリズムユニットを製造している企業は、大手中小に数社ありますが、社内で一貫生産を行っている企業は極めて稀です。当社は、すべての工程を自社内生産完結ができ、その優位性を活かして顧客のどのような要望にもお応えできる数少ない企業であると自負しています。