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コート技術

コートとは

 ガラス基板に薄膜を成膜することにより、光の反射を低減したり、光を3原色に分けたり、もともとのガラス基板にはない、新しい「付加価値」を生み出すことが出来ます。
 コートをすることによって、ガラス基板が価値ある製品へと生まれ変わります。

コートの質を高めるためには研磨技術から

 どんなに良い薄膜をしても、ガラス基板の表面粗さや、汚れを始めとするコンタミネーションがあると品質の良い製品は出来ません。
 当社は創業時から培った研磨技術を駆使し、かつ、一貫生産によりコートまでのLT管理や、コートでの不良を迅速にフィードバックが出来るため、安定した品質の製品を提供出来ます。

技術者の努力が会社の信頼を生む

 高品質のコート製品を作り続けるためには、環境や設備と共に優秀な技術者を育成しなくてはいけません。当社では単なるコート技術者ではなく、研磨や接合にいたるまで幅広い知識をもった、オールラウンダー技術者となる教育プログラムにて技術者を育成しています。

顧客の満足が自信につながる

 お客様からの製作依頼(仕様)は千差万別です。技術者は、その異なる仕様ごとに設計を繰り返し、お客様の意図する特性を備えた優れた製品を製造する努力を怠りません。当社の最大の特長は、「自社内一貫生産」にあります。お客様の要望は、全て規格が異なり、独自な設計が必要で、製造数量も異なります。さらに、複雑で高度な技術を必要とする要望にも、「自社内一貫生産」だから応えることができます。コート専門、研磨専門など、製造プロセスの一部に特化している同業他社が大半の中、業界の分業化とは異なる「自社内一貫生産」に当社はこだわり、日々品質の向上に努めています。